文字、活字、日本語、読書、雑誌、有料誌、新聞。これらの言葉のお尻に「離れ」という言葉をくっつけて、面白がっている人たちは、ネット側の人たちよりもむしろ離れられると困る立場の人たちが多いような気がします。不思議です。読者たちは、たとえ、少し距離を置いて離れても決して「嫌い」にはならないはずです。特に「紙」好きは「紙」離れはできないはず。無料でも有料誌並のクオリティの読み物を提供できれば、ファンは獲得できるはず。フリーペーパーの場合、読者はページを開くか、開かずに捨てるかのどちらかです。でも、中身さえよければ、また次号も手にとって読んでもらえる。もちろん中身が良くなければ、次からは開かずに捨てられる運命です。コロン「離れ」にならないように、「紙」好きの期待に応えられるよう日々努力しております。一番言われてうれしいお褒めの言葉は「これで無料ですか？」です。