協会ニュース

モリサワ×NiCoA共催セミナー&懇親会を開催しました。

4月15日(金)に、賛助会員である株式会社モリサワとNiCoAで下記セミナーを共催いたしました。
 ~書体の向こうに世界が見える~
「デザイン重視の多言語電子配信でワクワクを楽しむ」

セミナー講師には、『ヘルス・グラフィックマガジン』編集長の岩崎朋幸氏と、
『鶴と亀』編集長の小林直博氏を招聘。
“デザイン”という観点から媒体のクリエイティブと情報発信についてお話しいただきました。

モリサワ×NiCoA共催セミナーご挨拶
開会のご挨拶(NiCoA 藤丸専務理事)


第一部では、『ヘルス・グラフィックマガジン』の岩崎編集長に
「読者が読みたい・読まれる情報とは?」をテーマにご講演いただきました。
ヘルス・グラフィックマガジン岩崎編集長

センスあふれるユニークな表紙が話題になる『ヘルスグラフィックマガジン』。
表紙のインパクトの強さのみならず、「医療・ヘルスケア」という難しいテーマを扱いながらも、
専門性が高く正確な情報を一般の読者にわかりやすく伝える誌面のクオリティーの高さで評価され、
昨年のグッドデザイン賞を受賞。
一見ふざけた表紙も、「どうしたら手に取って読んでもらえるか」を真剣に考え抜いた末の戦略。
ビジネスとしての観点から、フリーペーパー制作について語っていただきました。

第二部では、『鶴と亀』の小林編集長に
「ローカル情報を魅力的にするには?」をテーマにご講演いただきました。
鶴と亀 小林編集長

『鶴と亀』は長野県内の田舎に暮らすイケてるおじいちゃん・おばあちゃんの姿を
スタイリッシュに発信する奥信濃発のフリーペーパー。
媒体コンセプトと、お年寄りの日常の風景を鮮やかに切り取ったファッショナブルな写真が
インターネット上で話題に。今では発行すると飛ぶように捌ける人気媒体です。
媒体制作に関してのみならず、地域活性化への取り組みとしても参考にしていただけるお話でした。

第三部は、一部・二部でご紹介した『ヘルス・グラフィックマガジン』と『鶴と亀』を
株式会社モリサワの多言語電子配信ツール『MCCatalog+』を使って電子コンテンツとして配信されるまでを
モリサワの中川様に実演していただきました。
比較的安価にコンテンツを電子化、さらには英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・タイ語に
自動翻訳してくれる『MCCatalog+』は、多くの媒体社に導入されています。


セミナー終了後には講演者を交えて情報交換会を開催しました。
株式会社モリサワ 中川様
乾杯の音頭をとる株式会社モリサワ 中川様

今年2度目の開催となるNiCoAの懇親会。
かねてより多くの媒体の方から制作者同士の情報交換の場が欲しいという
ご要望をいただいており、実現しました。
今後も正会員様を中心に定期的にセミナーや情報交換会を開催してまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。



 ---------- お問い合わせは下記まで ------
  MAIL:info@nicoanet.jp 
  TEL:03-6906-6870(担当:瀬谷)
  営業時間:月~金曜日、9時~18時
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